結論|保湿は必要。ただし理由は「効果が上がるから」ではない

先に結論を書きます。

保湿は必ずやったほうがいい。ただし「保湿すれば毛がよく抜ける」からではありません。

保湿が効いているのは、もっと手前のところです。脱毛を予定どおり受け続けられる肌の状態を保つこと。 ここが本質だと思っています。

順番に書きます。

僕がサロンから毎回言われていたこと

まず僕の実際から。

通っていた姫路のサロンでは、施術後のケアについてこう言われていました。

剃ったあとと、洗顔のあとは、必ず保湿してください

「剃るな」ではなく「剃ったら保湿しろ」。これが毎回でした。

施術で肌に熱が入っているぶん、乾燥させないように、ということだと理解しています。ちなみに施術後は毎回赤みが出ましたが、翌朝には毎回消えていました。水ぶくれや色素沈着は一度も起きていません。

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保湿が本当に効いているのは、この3つ

① 赤み・やけどなど、肌トラブルのリスクを下げる

これが一番はっきりしています。

乾燥した肌は刺激に弱く、施術後に赤みや腫れが出やすいとされています。逆に潤っている肌は、そうしたリスクが下がるとされます。やけどのリスクを下げる、という説明も一般的です。

脱毛で一番避けたいのは、痛みではなく肌のトラブルです。保湿はそこに直接効きます。

② 施術を断られない・出力を下げられない

ここが「効果」との本当のつながりだと思っています。

肌が荒れていたり、乾燥がひどかったりすると、その日の施術を断られたり、出力を下げられたりすることがあります

出力が下がれば、その回で入る熱は減ります。断られれば、その回自体がなくなる。つまり、

保湿は毛に効くのではなく、「予定どおり受けられる状態」を守っている。

回数を重ねてナンボの脱毛で、1回を無駄にしないための保険です。これが僕の理解です。

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③ 埋没毛を防ぐ(とされる)

乾燥して角質が厚くなると、毛が皮膚の下に埋もれる「埋没毛」が起きやすいとされています。保湿は、その予防に役立つとされます。

僕自身は埋没毛で困ったことがないので体験としては書けませんが、一般に言われている話として挙げておきます。

「保湿すると効果が何倍にもなる」は言いすぎだと思います

ここは正直に書きます。

よく「乾燥していると光が乱反射して毛根に届かない」「保湿すると脱毛効果が何倍にもなる」という説明を見かけます。

調べた範囲では、保湿によって減毛率そのものが上がると示した臨床データは限定的でした。クリニックや皮膚科が保湿を推奨している理由は、ほとんどが副作用(赤み・腫れ・水ぶくれ・色素沈着)のリスクを下げるためです。

だから僕は、「効果が上がる」ではなく「リスクが下がる」「1回を無駄にしない」という言い方のほうが正確だと思っています。

やることは同じです。 ただ、理由を正しく知っておいたほうが、続けやすいはずです。

「保湿度80〜100%が理想」という数字を見かけたら

一部で「保湿度80〜100%がベスト」といった数値を見かけることがありますが、こういう指標は存在しません。

皮膚の水分量を測る機器はありますが、「保湿度◯%」という共通の基準はありません。もっともらしい数字が出てきたら、出どころを確認してください。

数字より、次の感覚のほうが当てになります。

状態サイン
足りている触るとしっとり/つっぱらない/粉を吹かない
足りていないカサつく/かゆみが出る/白い粉が浮く/押すと硬い

いつ、何を塗るか

特別なことは必要ありません。一般に言われている基本はこうです。

タイミングやること
お風呂上がり3分以内を目安に塗る(時間が経つほど乾く)
剃ったあと必ず塗る。刃が当たった直後の肌は無防備
洗顔のあと必ず塗る
乾燥しやすい人寝る前にもう一度

塗るものは、顔なら化粧水+乳液かジェル、体ならボディクリームで十分です。脂っぽいのが苦手な人はジェルのほうが続けやすいと思います。

大事なのは種類より、続くかどうかです。凝ったケアより、風呂上がりに1本塗るのを毎日やるほうが効きます。

僕が今も使っているもの

参考までに、僕の実際を書いておきます。

脱毛を始めてから今日まで、風呂上がりに毎日、保湿クリームを塗っています。 通い始めた頃からずっとなので、もう2年以上続いている習慣です。

使っているのは、クオールの「水分補充 うるおいクリーム」です。全身に使えるタイプで、顔と体で塗り分けていません。無香料・無着色のもので、ドラッグストアやオンラインで買えます。

選んだ理由は単純で、1本で全部いけるからです。

顔用と体用を分けると、単純に手間が2倍になります。僕はそれだと続かないと思ったので、全身用を1本だけ置くというやり方にしました。

念のため書いておくと、この商品をすすめているわけではありません。 広告でもありません。大事なのは商品名ではなく、「風呂上がりに何も考えずに手が伸びる1本」が家にあるかどうかです。

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施術前日と当日に気をつけること

→ 詳しくはこちら:髭脱毛の当日は何をしていい?

サロンやクリニックによって指示は違いますが、共通して言われるのはこのあたりです。

  • 施術前日までに自己処理を済ませる(当日の剃毛で肌を傷つけないため)
  • 当日は肌の状態を正直に伝える(乾燥・赤み・かゆみがあるなら隠さない)
  • 日焼けした状態で行かない

特に3つ目は、そもそも施術を受けられなくなる可能性があります。

「今日は肌の調子が悪い」と言うと、その回が無駄になるように感じるかもしれません。 でも無理に受けてトラブルが出るほうが、結果的に何回分も遅れます。

保湿についてよくある質問

Q. 保湿すると脱毛の効果は上がりますか?

減毛率が上がるという臨床データは限定的です。保湿が推奨されているのは、主に赤み・腫れ・やけどなどのリスクを下げるためです。ただし肌が荒れていると施術を断られたり出力を下げられたりするので、間接的には効果につながります

Q. どのくらい保湿すればいいですか?

「保湿度◯%」のような共通の基準はありません。触ってしっとりしている/つっぱらない/粉を吹かない、この3つで判断してください。

Q. いつ塗るのが一番いいですか?

お風呂上がり3分以内が基本です。加えて、剃ったあと洗顔のあとは必ず。僕はサロンからこの2つを毎回言われていました。

Q. 脂性肌ですが、保湿は必要ですか?

必要です。ベタつくのが苦手なら、乳液やクリームよりジェルのほうが続けやすいと思います。続かないケアは意味がありません。

Q. 高い化粧水を使ったほうがいいですか?

そこは重要ではないと思います。毎日続けられるかどうかのほうがはるかに効きます。

Q. 何を使っていますか?

クオールの「水分補充 うるおいクリーム」を、風呂上がりに毎日塗っています。全身に使えるタイプなので、顔と体で分けていません。分けると手間が2倍になって続かないと思ったからです。商品そのものより、続けられるかで選んでください。

Q. 施術後は何日くらい保湿すればいいですか?

「何日まで」ではなく、通っているあいだずっとだと考えてください。次の施術は1ヶ月後に来ます。

Q. 肌が乾燥している日は、施術を受けないほうがいいですか?

自己判断せず、その場で伝えてください。 受けられるかどうかは相手が判断します。無理に受けてトラブルが出ると、結果的に何回分も遅れます。

まとめ

項目内容
保湿の目的毛に効かせるためではなく、肌トラブルを防ぐため
効果とのつながり断られない・出力を下げられない=1回を無駄にしない
「効果が何倍にも」臨床データは限定的。言いすぎ
「保湿度80〜100%」そんな指標は存在しない
判断のしかたしっとり/つっぱらない/粉を吹かない
タイミング風呂上がり3分以内・剃ったあと洗顔のあと
僕の実際サロンから毎回言われた。赤みは出たが翌朝には消えた
僕のいま風呂上がりに毎日、全身用の保湿クリームを1本。2年以上続けている

保湿は地味です。すぐに毛が減るわけでもありません。

それでも僕が毎回言われ続けたのは、たぶん通い続けられる肌を保つことが、機械の性能より先にあるからだと思います。

1回3,500円から1万円を払って通うものです。 その1回を、肌の状態で棒に振らないための習慣だと考えてください。


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