毛嚢炎とは何か

毛穴(毛包)に炎症が起きた状態のことです。見た目は、

  • 赤いブツブツ
  • 先端に白い膿を持ったもの
  • ニキビによく似ている

脱毛のあとに起きることがあるのは、施術で毛穴がダメージを受け、そこに細菌が入り込みやすくなるためとされています。

どれくらい起きるのか|まれで、多くは軽い

医学文献での扱いを確認しました。

毛嚢炎はまれであり、ほとんどの症例は軽度で一過性である

(参照:The Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology

つまり、

  • 頻繁に起きるものではない
  • 起きても多くは軽く、自然に治まる

ということです。ネットで見る「脱毛したら毛嚢炎になる」という書き方は、実際より大げさだと思います。

ただし「まれ」は「ゼロ」ではありません。そして肌の色が濃い人や、使われる機械によって副作用の出方に差があるという報告もあります。

医療脱毛のレーザーは3種類

実は、原因も予防法も、まだ分かっていません

ここが一番書いておきたいところです。

ネットの記事を読むと、「毛嚢炎はこうすれば防げます」と自信たっぷりに書いてあるものが多くあります。ですが、医学文献のほうはこうです。

現時点の文献では、レーザー誘発性の毛嚢炎の原因や、予防・管理の方法について、十分な記述がない

(参照:The Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology

原因も、確実な予防法も、まだはっきりしていない。 これが正直なところです。

だから、「これをやれば絶対に防げます」と断定している説明を見たら、いったん保留にしてください。 根拠がある話ではない可能性があります。

市販薬で何とかしようとしないでください

「髭脱毛 毛嚢炎 市販薬」「毛嚢炎 薬」は、実際によく検索されています。気持ちは分かります。病院に行く時間も惜しいですし、ニキビに見えるので手持ちの薬で済ませたくなる。

ただ、やめたほうがいいと思います。理由は3つです。

① ニキビと見分けがつかない

見た目がよく似ています。自分で正しく判断するのは難しい。 違うものに違う薬を使えば、当然合いません。

② 実際の治療には処方薬が使われています

症例報告では、内服薬と外用薬を組み合わせて改善したという経過が記録されています。いずれも医師の処方が必要なものです。

市販薬で同じことをしようとしても、そもそも手が届きません。

③ 悪化してからでは、跡が残ることがある

炎症が長引けば、色素沈着として残る可能性があります。軽いうちに診てもらうほうが、結果的に早くて安く済みます。

具体的な薬の名前や使い方は、この記事では書きません。 僕は医師ではないので、書くべきではないと考えています。

受診の目安

こういう状態なら、自己判断せずに医療機関へ相談してください。

状態
ブツブツが広がっている
膿を持っている
痛みがある、または強くなっていく
数日たっても引かない
熱を持っている

まずは施術を受けた店に連絡してください。医療脱毛なら医師がその場にいます。サロンは医療機関ではないので、対応の範囲が変わります。

なぜ医療脱毛ではなくサロンを選んだのか

僕の場合|42回受けて、一度もありません

自分の実際を書きます。

約2年・のべ42回受けて、毛嚢炎になったことは一度もありません。 ヒゲ・足全体・脇のどこにもです。かゆみ、かぶれ、水ぶくれ、色素沈着もありませんでした。

「まれ」という文献の記述と、実感は一致しています。

ただし、赤みは毎回出ました

ここは混同しやすいので分けて書きます。

何が起きているか僕の場合
施術後の赤み熱による一時的な反応毎回出た。翌朝には毎回消えた
毛嚢炎毛穴の炎症。ブツブツや膿一度もなし

赤くなった=毛嚢炎、ではありません。

ちなみに僕はもともと肌が白いほうなので、赤みが余計に目立ったと思います。同じ程度の反応でも、人によって見え方は変わります。

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店からは、軽く説明を受けていました

硬毛化については一度も説明されませんでしたが、毛嚢炎については軽く説明を受けた記憶があります。

内容はだいたいこんな感じでした。

一時的なもので、時間が経てばマシになるから、あまり気にしなくていい

うろ覚えですが、そういうニュアンスでした。実際に起きなかったので、それ以上詳しく聞くこともありませんでした。

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できることは、限られています

確実な予防法が分かっていない以上、できるのは基本的なことだけです。

やること理由
施術後は清潔にする毛穴に細菌が入りにくい状態を保つ
こすらない・触らない刺激を足さない
保湿する肌のバリアを保つ
当日の入浴・飲酒・サウナは店の指示に従う血行を上げる行為は避けるよう言われることが多い
おかしいと思ったら早めに相談する軽いうちのほうが早く済む

どれも地味ですが、確実に効くと分かっている魔法のような方法は、今のところありません。

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毛嚢炎についてよくある質問

Q. 脱毛すると毛嚢炎になりますか?

まれです。 医学文献でも「まれで、ほとんどは軽度で一過性」とされています。僕自身はのべ42回受けて一度もありません。

Q. どれくらいの確率で起きますか?

明確な数字は、僕が調べた範囲では見つけられませんでした。「まれ」という記述にとどまっています。 原因や予防法についても、文献上まだ十分に整理されていないのが現状です。

Q. 市販薬で治せますか?

自己判断で使わないでください。 ニキビと見分けがつきにくく、症例報告では医師の処方薬が使われています。具体的な薬については、この記事では案内しません。

Q. 病院に行く目安は?

広がっている/膿を持っている/痛みがある/数日たっても引かない/熱を持っている。このいずれかなら医療機関に相談してください。 まずは施術を受けた店への連絡からで構いません。

Q. 施術後に赤くなりました。毛嚢炎ですか?

赤みと毛嚢炎は別物です。 施術直後の赤みは熱による一時的な反応で、僕の場合は毎回出て、翌朝には毎回消えていました。ブツブツや膿が出ているなら話が変わります。

Q. 予防する方法はありますか?

確実な方法は、まだ分かっていません。 できるのは、清潔にする・こすらない・保湿する・店の指示を守る、という基本だけです。「これで絶対防げます」と断定している説明は疑ってください。

まとめ

項目内容
毛嚢炎とは毛穴の炎症。赤いブツブツや膿。ニキビに似ている
起きる頻度まれ。多くは軽度で一過性
原因・予防法文献上、まだ十分に分かっていない
市販薬自己判断で使わない。処方薬が使われている
受診の目安広がる/膿/痛み/数日引かない/熱を持つ
僕の実際42回受けて一度もなし。ただし赤みは毎回出た(翌朝には消える)
店からの説明軽く受けた(「一時的なもので気にしなくていい」)

毛嚢炎は、確率としては低いけれど、起きたら自分では判断しにくいタイプのトラブルです。

だからこそ、怖がって脱毛をやめる必要はないし、市販薬で自己解決しようとする必要もありません。 おかしいと思ったら診てもらう。それだけです。


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